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フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術
寺田 昌嗣
PHP研究所 刊
発売日 2008-08-01
オススメ度:★★★★



「タオ・オブ・リーディング」読書「道」を開く 2008-09-26 私は、残念ながら、今まで速読術の本を読んだことがありません。
寺田氏の著作も今回が始めてです。ですので、この速度法がいいとか
わるいとかの判定はできません。さて。

まず、冒頭から半分程度までの、普通人が考えている、その辺の
「読書」姿勢への、痛烈な批判と戒めには、度肝を抜きました。
なるほど、一理あります。「何のために読書をするのか」「漫然と
多読を重ねていても、質には転換しない」「読書をするほど頭を使わなくなる」
「わかったつもりの読書に意味はない」「読書のメモを丹念にとることが
目的化していても意味がない」「たくさん本を読むと成長できるという
短絡的な発想は間違い」などなどの主旨の指摘が続々。

著者の読書「術」の姿勢は、楽しみ、娯楽の読書はひとまずおいておいて、
情報を汲み取り、読書する目的を達成するための「道」としての、戦いと
しての読書。漫然とした読書、なんとなく成長のための読書という姿勢を
たしなめます。

「心」「技」「体」の三位一体のタオ・オブ・読書。
その技と鍛錬の手法は、本書にあますことなく書かれています。
そして、ラスト。実践的な積読方法、赤線の引き方、用語の抜き出し方の意味
など、まったく、実践的で、いわば、「生きることの業としての読書」とも
言えそうな、著者の実践手法を開陳。

本書を最後まで読むと、容易な読書への取り組みは、かえって、毒であり、
やるなら、技を磨き、極めてこその、「読書道」という印象がひしひしと
伝わってきます。それこそ、赤線を引きまくり、なるほどと思う箇所
は、何度も読み返しながら、読了です。

稀有で斬新。私にとっては、実践的で、大変おもしろい著作でした。


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